2015年12月17日木曜日

オーダー製作の日々

いきなり冬になりましたね、、、(汗)
嫌ですが自然の流れとして異常ですので、寒くなって頂きましょう。

さてさて、今年のイベントが終わり、家の用事と
オーダー製作の日々の始まりです♪

先日のATCにきっと来て頂けるだろうと用意していた常連様のオーダー品。
イベント終わりにお電話を頂きまして、
「ATCに行けなくてごめん〜、
次は行くからコードバンのコインケース買うから用意しといて〜」との事♪

てづバの関係者の皆様、次の購入予約ができましたので
審査の方宜しくお願いします(笑)

ちなみにてづバは「アート&ハンドメイドバザール」の
別読みの「アート&手づくりバザール」が長いので「てづバ」と呼ぶそうです。

 地味な彫りの様子を動画で。

微妙に彫る揺れを拾ってますので酔いに注意です、、、。

 以前購入して頂いたコードバンロングウォレットのコンチョをカスタムです。

革は良いので長く持ちますので、
コンチョカスタムでバージョンアップも良いですね♪

しかもそのコンチョを使った高級キーホルダーです。
ベースはコードバンですよ(笑)

いつもありがとうございます! 
近々送りま〜す。

 さてさて次は何気に長い付き合いの
某有名パワーストーン屋さんのスタッフさんより
オーダーのフェザートップLサイズです。 

大手メーカーさんと同じ技法のキャストもやってますが
今回は地金から製作仕様です。

量産できるキャスト製も
うちと同じ地金から製作する技法も
雑誌などでは同じ「手作り」と表現されています。

その「手作り」の中身はまったく別物ですので、
「手作り」を重視される方は、本当の所を知っておいた方が良いですね。
 うちにも良く相談されますので、、、(汗) 

ちなみにHPでは地金製作している様子をアップして、
実際お客さんが購入しているのは
それを型取っている量産品だったりする事も、、、 

で、銀板をカットし、軸を削り出します(笑)

 軸を溶接し、

 ペーパーでバリや余分な銀ロウなどを取ります。

それを彫金台に固定して、毛彫りタガネで彫っていきます。

タガネで彫ると言うのも2種類あります。

細い線の刻印を細かく打っていくやりかたと、
うちの様に毛彫りタガネなどで彫る彫り方です。

少し平面的でシュッとしてて、綺麗に線が並んでいるフェザーは
刻印が多いですね。

少し毛羽立ちの様にフワッとしているフェザーはタガネで彫っている事が多いです。

この2つも内容や手間が全然違いますが
表現的には「タガネで彫る」と同じ表現をします。

 彫れたら立体に叩き曲げて、バフ掛けしたら完成です♪

 重い素材で軽い物、空気感を表現出来る様に心掛けます。



 この辺りのラインがポイントです(笑)

 表だけのフェザーも巷には多数ありますが、albatoryは裏も彫っています。

albatoryのMサイズはメジャーメーカーのLサイズと同じぐらいなので
Lサイズは大きめで迫力あります。

でも重々しくなると嫌なんで、
軽さを彫りで表現。

元は自分も憧れたゴローズのスタイルなので
ネイティブ系のイメージが強いフェザーですが、
純粋に「羽」の魅力を表現しお伝えできればと思いますね。

フェザーには俗にいうインディアンジュエリーとしては
深い意味があるそうですが、
  持つ人それぞれがまたこのフェザーにそれぞれの意味、
思いを持たせて身に付けてもらえると嬉しいですね♪



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