2013年4月11日木曜日

ウォレット チェーン?財布鎖?

今回、一番大きい作業のウォレットチェーン製作です。
デザイン物も好きですが、究極のシンプルデザインで、ある意味、
究極のデザインかもしれませんね。

5mm幅のシルバーの丸棒です。
これまた地金が高くなりましたね〜
デビュー当時と比べて倍ぐらいでしょうかね〜(汗)
高級素材ですので気合入れていきましょ〜

まずは大きい方のフックから
必要の長さにカットして、まずはなまします。

鉄台に乗せてハンマーで先を叩き潰していきます。

で、逆を丸く曲げます。
5mmは割と力いります、、、(汗)

サイズ棒などを使って、全体を曲げていくとフックになります〜

さて、チェーン部分にいきましょ〜
今回は65mmでカットです。

これをまたしっかりなまして〜

曲げていきます。

またなましたら、指輪を作る要領で一度溶接し、

サイズ棒などを使って丸くします。

綺麗な丸になったら、少しづつ木槌で楕円にします。
1回綺麗な円にしないと良い感じの楕円が出ないですね。

楕円になったら、糸鋸で溶接部分をカットして、チェーン状に組んでいきます。
少しチェーンらしい雰囲気に♪

サイズ感など良い感じなんで、どんどんリングを作っていきます。
なまして〜曲げて〜溶接して〜ひたすら叩く〜(汗)
5mmはなかなか手強いです(汗)
綺麗な円になるまで叩いて叩いて、、、、

ぬぉおおおおお〜!
やってしまいました〜!

木槌で指を、、、
あぁ、、、何でしょう、、、
この当り様のない傷みへの怒り、、、悲しみ、、、
切なくなります、、、

はい、気持ちを入替えて頑張りましょう、、、(涙)
楕円を作っていきます。

また溶接を切って組んでいきます。

フック部分や、1度切った溶接箇所も再び溶接していきます。
ウォレットと接続する方は小さめのフックにします。

ちなみにハンドピースでバフ掛けしますので、
不必要な叩き跡を消したりと研磨だけで2時間かかりました、、、
グラインダー買おうかな、、、

硫黄で燻して真っ黒です。
鉄の鎖の様です。

中の方は黒く残して、磨いて完成で〜す。

ベルトループ側です。

ウォレット側です〜

あえて溶接跡を残しています。
もちろん跡を残さないのもできますよ。
キャストして石膏の跡を残しても雰囲気良いかもしれないですね。
ただの楕円の繋がりですが、この鎖感って自分は好きですね(笑)

塩屋はまだ肌寒いです。
アトリエは石油ストーブなんで、焼き芋できます〜
じっくり焼いて激甘です(笑)
一仕事終わってこの一服のひと時が良い感じです。

ちなみ僕はタバコ吸いません。
作業やバイクいじってたら吸いたくなりますけどね〜(笑)

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