おとん〜一周忌〜

7月26日、父親の一周忌でした。

1年早いですね。

実は、去年僕とmikiが24日に入籍して、2日後に亡くなりました。

入籍の日に嫁の一族と僕の一族と、食事会をして

少し父親の体調が良くないので、また会ってやって下さいと挨拶をした2日後、

容態急変。

嫁の両親と、僕の父親との顔合わせは、

葬式での棺桶越しとなってしまった。

悔しかったな、、、

子のとして、悔しかった、、、。

きっと父親も悔しかったと思うな、、、

この写真は父親が亡くなる3ヶ月前の写真。

入籍するからとmikiと老人ホームに行った時かな。

少し嬉しい顔をしながらも

どことなく少し寂しげな顔をして、仲良くしていた方から、

谷本さん〜寂しんか〜？

と言われていた。

あまり一緒に撮る事がなかったけど、
この時はどうしても撮っておきたいと思えた。

撮っておかないといけない気がした。



それで27日に一周忌と納骨をしに大阪の四天王寺さんに行ってきました。
父親の母親も四天王寺さんに納骨しているので、同じところでお願いしました。

個別で一周忌とお位牌に魂を入れるお経をあげていただき、 終盤になると
お坊さんがみんな立ち上がって紙吹雪をまかれ、
とても綺麗というか、父親を出迎えてくれてる様な
有り難い光景で、とても感動したな〜。

なんか父親も少し照れ笑いしている様に感じたね（笑）


父親はタバコやお酒が大好きで、
そのせいもあって小さな脳梗塞からの認知症でした。

また介護や症状の話しもしたいのですが、
本人は自分の頭というか、脳に異常があるとは理解しません。
というか、理解出来ないようで、、、

何の為に病院に通って検査しているのかも分からない様で。
だから、薬も理解できない。
ただ、飲まないと死んでしまうんよと
毎食後に薬を用意します。

それでも時々脳の調子が良い時に、少し我に返り、
今、自分が住んでいる所や、いろんな記憶が無い事を実感し、
混乱している時もありましたね。

とても気持ち悪いみたいでした。
本人はなぜ気持ち悪いかも分かってないので、
余計に気晴らしにタバコに執着しましたね。

僕も昔は吸っていましたが、考える時や気分転換や、
落ち着きが欲しい時などはタバコが欲しかったから分かるけど、
父親の場合は命取り。

こそこそと知らない内に買ってきては吸っていた様で、
鞄などチェックしたりヘルパーさんと協力して見つけた時は
ほんとガッカリしたな〜。

タバコを水に濡らして捨てて、注意したら
理解が無いから逆ギレで、、、

俺の金で買ってるんやろが〜何が悪いんや〜！！
と言われて、、、苦しかったな、、、

あの1箱のタバコがなければ、いや、あの1本のタバコがなければ
もしかしたら父親はまだ元気だったのかな？

元気だったら、一緒に好きな釣りに行けたかな？
大好きだった僕の料理を
また一緒に食べれたかな、、、


たかがタバコかもしれないけど、、、ね


みんなも先の事を少〜しで良いから考えて
健康に気をつけてね。