2013年9月10日火曜日

OSAKA ART & HANDMADE BAZAAR VOL.13 作品紹介 NO,2

さてさて、今回の紹介はオーソドックスなキーケースです。
小さいアイテムなので折角の良い革を切ったり張ったりは勿体ないですね。
革の表情を楽しんで欲しいので、シンプルに。
その代わりにボタンでアクセント。

展示スペースの関係もあるので、今回は各色1点限りです(汗)
希望があればオーダーで承ります。


 made in KOBEっぽさも取り入れてます。

 コードバンのこの艶感が良いですね。
姫路の新喜皮革のコードバンですよ。

 ブラックも革の質感がある仕上げのものを使用。
少し傷に弱いせいか、塗料で塗り重ねたツヤツヤなコードバンを
見かける事がありますが、
僕の中ではそれはコードバンではなく塗料の質感に感じるので、
オイル仕上げ系を使用する事が多いですね。





 コードバンの表情を邪魔しない様に細いシニューで手縫いです。



 赤いシニューは黒がベースだと発色が弱いので、少し太目で縫いました。



 シンプルで小さいアイテムですが、
コバもしっかりと手磨きにて磨き上げています。
コバで作品の完成度が大きく左右されます。
コバ処理もいろんな技法があるので、気になる技法を試し中です。
また良い結果があれば採用し報告したいと思います。

 今回のキーケースは初めて使用するスイス製の金具です。

雰囲気がとても気に入っています。

小さくて、シンプルの物ほどごまかしがきかないです。
バランス1つで安っぽさが出てしまいますね。




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