2014年4月14日月曜日

オーダー製作紹介

無事に徳島クリエーターズマーケット終了しました〜♪
いや〜イベント含め楽しかったですよ〜(笑)
と、イベント話し前にちょいとイベント前に製作した話しを。

消費税8%の駆け込み需要の様にコードバンロングウォレットのオーダーが増えています。
コードバンの人気や認知度が上がっていますが、コードバン自体が手に入り難い
状態が続いています(汗)
タンナーさん的にも原皮が入らない様で、完全に品薄状態ですね(汗)

品薄になるということは、、、
はい、革の値上げですね(涙)

この春より、今年は何度か値上げが予定されているらしいので、
もしコードバンなど気になってる方は早めに手に入れた方が良いかもしれませんね。

 今回もalbatoryで人気のコードバンバイカーズウォレット♪
折角なんでという事で、カード入れ部分を変更です。

 良くイベントで手縫いですよと説明はしますが、どうやって手縫い?と聞かれます。
フォークの様な菱目打ちで穴をあけます。

 こんな感じで。
で、糸の両端に針を付けてしぼる様に八の字を描く様に
縫っていきます。

 札入れと札入れの合わせも各パーツに穴をあけて

 縫い合わせていきます。

 切って、張って、穴あけて、縫う。
この繰り返しですね。
ただ、縫う順番を間違えると大変な事になります(笑)

 で、完成です♪

基本系はカード入れが小銭入れの所一ヶ所ですが

 今回は二枚分プラスです♪

イベントでお客さんから良く作家目線での良い手縫いについて聞かれます。

クラフトが今流行なのもあり、クラフトイベントも増え、
レザーを扱う作家さんも非常に増えています。
その中で、好みはありますが、良い物を買えるポイントを知っておくと
良い買い物が出来るのは事実ですね。
で、僕自身は何が良いというか、
僕が好きな様に製作していますし、結局は好みですが
あくまでalbatory的目線の話しをすると、手縫いで良くあるのが、
表は真っすぐ縫われているのに、
裏から見るとステッチがガタガタに曲がっていたりしている作品を
イベントでも良く見かけます。

作家さんの雰囲気などで歪みを手縫いらしさと売ってる方もいるのはいますね(笑)
「手縫いなんで歪んでるんです」と言い切る作家さんもいますね。

簡単にいうと、先ほどフォークの様な菱目打ちで縫う穴をあけてましたが、
その目打ちが革に対して直角になってなく、
左右にぶれて打つと裏がガタガタになります。

革を重ねたりすると歪み易いですが、余った革などをスペーサーにしたりして
極力真っすぐに穴があく様に工夫します。

ちょっとした事ですが、裏も真っすぐ縫われていると
神経を使って丁寧に製作されている事が分かります。
つまり作品に思いが詰まってる様に思えますね。
綺麗なほど面白くなく見えるものもありますし
逆に目に付かなくなる事もありますが、
そこにはしっかりとした拘りがあったりします。
製作してるからこそ見えるポイントもあります。

こういった所を見ながら好みの物を探してみるのも
イベントの面白みでもあるかもしれませんね♪

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