2015年11月30日月曜日

イベント用に。その1

さて、イベントの度に定番アイテムの補充製作もしますが
出来る限り毎回ブースに来て頂けても何か新しい物がある様に
新作を製作する様にしています。

今回は、初のベルギー唯一のタンナー
「タンナリー・マシュア社」のルガトーシリーズです。
 シリーズと言ってもまだ2種類ですけどね(笑)

先日、赤が入りましたが、時間の関係でとりあえずワインカラーです。

 まずはシンプルなロングウォレット。 
 透明感と深みのある自然な色ムラが特徴で、ショルダー特有の深いトラシワが綺麗な模様として強調されています。

革に十分な表情があるので、
あまり細工せずシンプルなものが合うかと。

 最近クラフトで流行の押し捻や玉捻などは今はやらないですね。
確かに完成度は上がるのですが、似た既製品の雰囲気が出てしまうので
ちょっと悩み中です(笑)

あえて必要以上の線も凸凹も無く、フラットの感じも好きですね。

 高級感のある艶と、天然素材の表情のバランスが良いですね。

 主張し過ぎない真鍮の地金から製作したコンチョ。
もう少し経年変化で味が出てくると良い雰囲気になりそうですね。

 シンプルなカード入れ。
革の表情だけでも十分です。
余分な線が無くなると、逆に革の質感が際立つ様に思います。

 ジッパーはalbatoryで定番、waldes♪

クオリティーで見ると、YKKのエクセラはとても滑らかで良いんです。

でも、雰囲気がalbatoryらしく無いですし、
ここでエクセラを使うとビンテージバイクにインジェクションを
付けている様な感じの違和感が、、、。

雰囲気とクオリティーのバランスでwaldesに。

あくまでalbatoryの好みですので、
オーダーでしたらYKKも取り寄せ可能ですのでご遠慮なくご相談下さい。

 こちらはキーケースです。
画像だと全くルガトーらしい高級感が感じないですね、、、(汗)

 中もシンプルで定番。
使い易くて結局飽きなく長く使って頂けます。

たぶん自分は技術や細工も必要ですが、
本来の「革」が好きなんでしょうね。

 金具は当然アミエット。
これを知ってからはアミエット以外無名の金具は使えません。

日本の金物屋さんも認めるクォリティーらしく、
安物に良くあるすぐに抜けてしまう事が無いそうですよ。

 ボタンはオリジナル真鍮コンチョです♪

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