お世話になっている神戸にあるTuKuRuさんのノベルティの製作をさせて頂きました♪
あ〜でもないこ〜でもないと話し合い
TuKuRuさん自慢のコーヒーにちなんでカップホルダーに決定♪
しかも、何気にショップで使っていただきたいとの事で、
持ち運びが出来る、キーホルダー式カップホルダーです(笑)
焼印を別注したり、金具は全て真鍮無垢♪
革は栃木レザーと贅沢仕様(笑)
コストより自己満足です♪
ちなみに真鍮無垢はメッキパーツより高額ですよ。
キーホルダー状態です。
あえて手縫い感、手作り感を残してますが、
丁寧に仕上げました。
キーホルダー状態でもカップの形希望との事。
カップに見えるかな?
付属の真鍮のナスカンを外して、開きます。
ボタンが付いていますので、それを付けて頂いて、
カップを刺して頂いて完成です(笑)
で、製作風景です。
今回は40個製作させていただきました。
材料に拘りコストを掛けたかったので、抜き型を作らず
ハンドカット♪
手でカットしてもなかなか綺麗でしょ?
端切れの方か多いんじゃないか、、、?
裏もコバ(カットした断面)も磨いて処理していますので
安っぽくなってないです。
木みたい見えますね〜。
革部分で全160パーツ。縫い箇所160ヶ所。
天然素材ですので、元々の色ムラなどありますが、
革そのものですので、その個体差もお楽しみ下さい。
別注焼印も綺麗に入りました♪
予定より納期が遅れてしまいましたが、
喜んで頂けると幸いです。
レザークラフトにはとても深い「技術」というか「技」があります。
それを突き詰めていくのも職人として当たり前の事。
ただ売る場所、客層にもよりますが時には技術を詰め過ぎて、
あまり売れない事もあるんですね。
それと技術を詰め過ぎると「既製品」に近づくからなんですね。
既製品であれば、作家から買う必要が無かったり、
綺麗過ぎて雰囲気が無くなったり、素材感が薄くなる、
つまり個性がなくなる事も。
引き算足し算も技の1つかもかもしれないですね。
恋愛も似た感じでしょうか、「いい人なんだけどな〜」より
何故か一癖ある人に惚れてしまいます(笑)
物も人も心ひかれるというのは面白いですね〜♪