次は、うちでも人気のメタルトップです。
人気ですがあまり店頭に並んでないですね、、、
頑張ります(汗)
メタルトップも、大体のメーカーはキャストですね。
ですので、みんな同じ形だと思います。
他には板から切り出してる所もありますね。
で、albatoryでは、タタキと言われる通り叩きます(汗)
事前に小さいイーグルを銀板から切り出して、タガネで彫って製作。
横幅が2センチほどです。
これをキャストでk18にします。
まずは銀をバーナーで溶かします。
この時点でメタルの形の方向性が決まります。
冷めました。
で、鉄台に置いて、最初は裏からハンマーで叩きます。
銀もあまり力技でいくと割れてしまいます。
ある程度叩いたら、、、
なまします。
なまして叩いて、なまして叩いてと繰り返します(汗)
叩く面が少し反ってくるので、表と裏とバランスをみながら叩きます。
叩く面が少し反ってくるので、表と裏とバランスをみながら叩きます。
チップトップと同様、金を溶かして叩いて刻印を打って
綺麗な丸に削ります。
埋まって見えなくなりますが、割と厚みあるんですよ。
下準備のパーツでだいたいの構図をイメージします。
メタル自体の淵をヤスリで凹みを付けていきます。
リューターでも削れなくは無いのですが、このヤスリの凹み具合が好きなんで、
手間と体力使いますが手作業で削ります。
お客さんのオーダーで裏に文字打ちます。
うちでは裏の文字はサービスで打ちますので〜
太めのタガネで太陽神を彫っていきます。
金のチップの埋め込み方は大した事では無いですが非公開ですいません、、、
無事太陽神彫れました。
フェザーの軸と基準線を彫ります。
で、0.4mmのタガネでフェザーを彫っていきます。
小さいですが、表情が出る様に、しっかりと彫り込みます。
はい、彫れた♪
フェザーが隠れてもったいないですが、上からイーグルを張ります。
画像にはないですが、イーグルにもっと細かい線を彫り足します。
で、バフ掛けをして完成で〜す♪
あえて裏のゴツゴツ感を残して雰囲気といいますか
手作り感を楽しめます。
もちろんもっと綺麗にする事も出来ますよ。
1つ1つ、うちのメタルはこの行程で出来ていますので、
1つ1つ形、大きさ厚みが違います。
オンリーワンですね。
体力が続く限り、やっていきたいですね。
最近では、彫金界でもデジタル化で、レーザーや、光り、CADなど、
データーできっちりかっちりした、超細密な作品が出来ます。
凄い機械ですばらしいのですが、あくまで好みですが、
うちではあえてアナログな手作業で行こうと思います。
この間、神戸市立博物館に「中国 王朝の至宝」を観に行ってきました。
いや〜すばらしかったですね〜
文化であり、願いであったり、権力、宗教であったりと様々ですが、
訴えるものが違いますね。
自分たちの生活の中でも、車であったり、バイクでもそうですが、
自分の中では古い物の造形美やスタイルが好きですね。
格好良さや精度だけではなく、
伝わるもの、訴えるものが強く感じますね。
そういうものがいつまでも残っていき
人をいつまでも引きつけるのかもしれませんね。
うちもまだまだ精進です(汗)
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