2018年6月10日日曜日

オーダーのウォレットたち

 さてさて、なんだか急に暑くなりましたね(汗)
アトリエは猫娘がいるので冬は暖房、夏は冷房とほぼほぼ稼働しています。
そんなエアコンもこの夏も頑張って欲しいので冬の汚れを取りましょう。

で、フィルター部分だけでなく、全体のカバーを外してみましたが、
フィルター部分だけでは汚れは取れてないもんです、、、。
フィン部分は当然ですが、ファン部分もブラシを入れて綺麗にします。
外装類は丸洗いでスッキリです!
さっ、仕事しよ(笑)

 アトリエのある神戸のイメージのアンカーコンチョを制作。
真鍮製です。 

オーダーのギャルソンタイプウォレット。
革は定評のある栃木レザーのサドルレザー。
いい革なんですが、最近、革を仕入れても傷やシワが多くて
正直使える部分が少ない事が多くなってる様に感じますね。
その為に輸入革を使う作家さんも増えてますね。
商売としていろいろあると思いますが、
頑張っていただきたいですね。

 中もシンプルに。
ジッパーはwaldes。
ありがとうございます!

 オーダーのオイルコードバンロングウォレット完成です。
あえてシンプルなデザインで革らしい表情を
楽しんでいただけると思います。
お客さんのご希望で、砂丘のような柄があればとの事で、
1番シマシマなところをとりました。

 中もシンプルで全てコードバン。
定番のデザインですが、
小銭入れは不要との事でよりスッキリしています。

この仕事を始めた頃はインパクトとか
ちょっと癖のあるデザインを求めていましまが、
作り続けていると、自然にだんだんとシンプルになり、
余計なデザインを省いてきてる様に感じますね。

曲線を使ってみても結局はお札は長方形なので
無駄なスペースを省くとウォレットも長方形になっていきますね(笑)

コバも特別な事はしないですね。
塗料で塗り固めてしまわない代わりに丁寧に仕上げます。
ここでも必要以上に何回も磨きに磨きまくるのではなく、
トコノールを塗って軽く磨くだけで綺麗なツヤが出るまで
下地を綺麗に仕上げています。

 こちらもありがとうございます。

ちなみにオイルコードバンのメンテナンスですが、
普通の革より水には気を付けてください。
ふやけやすいです。

オイルの種類によってもオイルでふやけて
ツヤがなくなるのでできればコードバン専用クリームなどを
使う事をお勧めします。



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